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【バグ対処】拡張機能のダウングレード方法!【Automatic1111】

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Stable Diffusion Web UI (Automatic1111)の拡張機能のバージョンを戻す方法を掲載しています。アップデートしたら不具合が出て使えなくなった場合にダウングレードを試してみてください。

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拡張機能のダウングレード方法

今回は実際に「LoRA Block Weight」という拡張機能を以前のバージョンにダウングレードしながら解説します。

最新バージョンで使うと致命的なバグがあるので少し前の「指定したバージョン」に戻してみましょう。

git checkoutコマンドを使う

今回は「git checkout」というGitの基本的なコマンドを使ってバージョンを元に戻していきます。

STEP
GitHubのリポジトリページにアクセスします。

まずダウングレード先のバージョンが何か分からないので確認します。Gitにおいて「ハッシュ値」として知られています。

「LoRA Block Weight」だと下記のURLです。

https://github.com/hako-mikan/sd-webui-lora-block-weight

拡張機能のGithubのページがわからない場合はAutomatic1111のExtensionタブからアクセスできます。

STEP
commitsに移動

Codeの下にある「~ commits」にアクセスします。

変更履歴が沢山表示されます。

一番右側のボタンは「この時点でのリポジトリの状態を見る」という機能です。

ダウングレードしたい地点のコピーボタンからハッシュ値(SHA)をコピーしておきます。

STEP
拡張機能のフォルダを開く

今回は「LoRA Block Weight」を以前のバージョンに戻したいので、extensionsフォルダーにあるsd-webui-lora-block-weightのフォルダに移動します。

stable-diffusion-webui/extensions/sd-webui-lora-block-weight

現在のディレクトリでcmdを開くために、パスに「cmd」と入力してエンターでコマンドプロンプトを開きます。

git checkoutコマンドを使い、特定のハッシュ値に変更します。

git checkout ハッシュ値(SHA)

筆者は今回「3d226913c161032e578d9e122294c6490882f555」このハッシュ値に戻したいので次のように入力します。

git checkout 3d226913c161032e578d9e122294c6490882f555
STEP

これで以上となります。実際に動作を確認してみましょう。

元に戻す方法

ブランチ名を使用して戻る

git checkoutを使用して過去のコミットやブランチに移動した後はブランチ名を使用して戻ることができます。

もし、git checkoutで過去のコミットに移動したのであれば、元のブランチ名を指定して戻ることができます。

git checkout 元のブランチ名
mainの場合

今回の「LoRA Block Weight」はmainブランチがデフォルトのブランチなので、以下のコマンドで戻ることができます。

git checkout main
masterの場合
git checkout master

ブランチ名を確認する方法

STEP
GitHubのリポジトリページにアクセスします。

「LoRA Block Weight」だと下記のURLです。

https://github.com/hako-mikan/sd-webui-lora-block-weight

STEP

リポジトリの名前の下に、ブランチのドロップダウンメニューがあります。そこで現在のブランチが表示されます。デフォルトのブランチは一番上に表示されます。


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