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ComfyUI Managerの必要性や出来ることついて解説します。非常に便利なカスタムノード(拡張機能)なのでComfyUIを使っている人は是非導入しましょう。ComfyUIのアップデートもこのカスタムノードから行えます。
ComfyUI Managerは本当に必要?
ComfyUI Managerは「時短ツール」です。カスタムノード(拡張機能)という位置付けになります。
できることリスト
- カスタムノード(拡張機能)の検索/追加
- カスタムノード(拡張機能)の無効化/有効化
- カスタムノード(拡張機能)のアップデート
- ComfyUI本体のアップデート
- ComfyUIの再起動
- ダウンロードが可能:Upscaler
- ダウンロードが可能:ControlNetのモデル
- ダウンロードが可能:VAE
- ダウンロードが可能:Embeddings
ComfyUI Managerを使わないこともできますが、とんでもなく面倒な作業が増えるので是非導入してみましょう。
インストールは簡単
Gitコマンドを使うだけです。
このURLから「Git」をダウンロードしましょう。インストールは全てデフォルト設定で問題ありません。
ComfyUIフォルダ内にある「custom_nodes」フォルダにGitコマンドを使います。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss145.png)
このファイルがある場所です。
何もない場所で右クリックをして「ターミナルで開く」を選択します。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/06/ss493.png)
現在のディレクトリでターミナルが開けました。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss150.png)
ターミナルに ComfyUI Manager のリポジトリを打ち込みます。
git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
こちらのコピペで問題ありません。
EnterキーでGitコマンドを実行します。
ComfyUI-Managerが追加されたことを確認します。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss153.png)
使い方
右にあるパネルメニューに「Manager」と「Share」が追加されます。
「Manager」をクリックして機能を見ていきましょう。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss154.png)
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/06/スクリーンショット-2024-06-13-234816.png)
左から見ていきます。一般的に使う機能を紹介していきます。
ManagerのShare機能を使う人は稀だと思うので、非表示にしておきます。「Share: None」にすればボタンが消えます。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/06/ss494.png)
「Preview method」はサンプラーの途中経過が分かります。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss010.png)
Preview method: TAESD (slow)
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss017-1.webp)
「Badge」はカスタムノードを大量に使う人にとって便利です。
カスタムノードがどのGitHubリポジトリから追加されたものか分かります。
Comfyroll Studioで追加されたもの
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss004.png)
標準搭載のノードはこのアイコンだけです
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/01/ss003-1.png)
中段にはよく使う機能が多いです。
![](https://sorenuts.jp/wp-content/uploads/2024/06/スクリーンショット-2024-06-13-235430.png)
それぞれの機能を軽く解説します。非常に分かりやすいUIのため、どの機能も直感的に使うことができます。
- Install Custom Nodes
-
カスタムノード(拡張機能)の検索/追加
カスタムノード(拡張機能)の無効化(Disable)/有効化(Enable)
カスタムノードをインストールした後にRESTART(再起動)とブラウザの更新が必要です。
- Install Missing Custom Nodes
-
第三者のワークフローを閲覧した時に、インストールしてないカスタムノードをここからインストールできます。
- Install Models
-
便利機能です。様々なファイルがダウンロードできます。
ダウンロードが可能:Upscaler
ダウンロードが可能:ControlNetのモデル
ダウンロードが可能:VAE
ダウンロードが可能:Embeddings
- Install via Git URL
-
GitリポジトリのURLからカスタムノードをインストールできます。基本使いません。
- Update All
-
全てのカスタムノードとComfyUI本体のアップデートを行います。この機能を使う方が一番多いと思います。
こちらも再起動とブラウザの更新を求められます。
- Update ComfyUI
-
ComfyUI本体のみアップデートを行います。
- Fetch Updates
-
カスタムノードのアップデート情報を取得します。「Install Custom Nodes」から個別にカスタムノードをアップデートできるようになります。
- Alternatives of A1111
-
Automatic1111の代替となる機能を持ったカスタムノードのインストールが可能です。
- Restart
-
ComfyUIを再起動します。いちいちコンソールを消して再起動する必要が無くなります。
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