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Automatic1111のアップデート方法とバックアップの手段をまとめています。またアップデート後のエラーの対処法も掲載しているので参考にしてみてください。
Automatic1111とは?
Stable Diffusionを利用する際に、最も多く使われているブラウザで操作できるソフトウェアです。
更新頻度が極めて高く、有志による拡張機能の開発が頻繁に行われているため驚くべき程に多機能になっています。
Automatic1111をアップデートする前の準備
バックアップを取る
Automatic1111をアップデートすると高確率で不具合が生じる可能性があります。
なのでバックアップを取っておけば確実に元に戻すことができます。
extensions
models
outputs
以外をコピーして任意の場所に保存しておきましょう。
※backupというフォルダを作るなど
Ctrl + Aで全選択をした後にCtrl + クリックで除外できます。
また、別の方法でもバージョンを戻すことも出来ます。
アップデートする前にVersionを控えておきましょう。
こちらの項で使います。
git checkoutを使ってバージョンを戻す
アップデート方法
stable-diffusion-webuiフォルダー内の
空の場所を右クリックしてターミナルで開くを選択しましょう
するとWindows PowerShellが開きます。
git pullと入力してEnterキーを押すことでアップデートが開始されます
アップデートは数秒程度で完了します。問題がないか起動して確かめましょう。
問題があった場合の対処方法
起動しなくなった!なんかエラーがでる!
バックアップしておいたファイルを使って元に戻してもいいですが、まず先にvenvの削除を行いましょう。
venvの再インストールを行うことで多くの問題は解決します。
venvの再インストール
手順は非常に簡単です。
stable-diffusion-webuiフォルダ内のvenvフォルダを削除しましょう。
あとは起動するだけで再インストールが自動で行われます。
※容量が5GB以上あるため少し時間が掛かります
それでも直らない場合は一からインストールし直したほうが結果的に早い場合が多いです。
また、下記のページにユーザーからのバグの報告が投稿されていますので、全て英語ですがこちらも確認してみると良いかもしれません。
https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/issues
git checkoutを使ってバージョンを戻す
先ほど確認しておいたバージョンにダウングレードすることができます。
同じようにstable-diffusion-webuiフォルダー内の
空の場所を右クリックしてターミナルで開くを選択しましょう
今回はv1.5.2に戻したいので
git checkout v1.5.2と入力します。
あとは起動して
バージョンが戻っていることを確認しましょう。
また、最新のバージョンに戻す場合はgit checkout masterと入力することで戻すことができます。
git pullでは戻らないので注意してください。
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